北海道ツーリング２００４

永久ライダーオフキャンプ２００４解散式にて



７

「いや〜受付で一般サイトに行けって言われたから向こうに行ってたよ」 　どっかで聴いた声だ。ＩＷＡさんと一緒に登場した人物は・・・ 　おー、ＡＯさんだ。すげえお久しぶり。 『ＡＯさん、どうもご無沙汰でした』 「受付も言うことが人によって違うんじゃ困るよねえ」 　毎年、数泊以上俺と一緒に旅しているＡＯさんだが今年はなかなか休みが合わず残念でした。

そしてトランザルプ購入おめでとうございます↑ 　おや、ＡＯさんと一緒にもうひとり誰か居るぞ。 「初めまして。ＡＴＯＭと申します」 　爽やかそうな方だ。 『初めまして北野です。旅団のお客さん関係の方ですか』 　なんて俺は失礼なことを言ってしまったのだろう。ＡＴＯＭさんは永久ライダーの軌跡の熱心な読者の方で今回のオフキャンプのために特に休暇までとって参戦いただいた札幌の旅人さんでした。 「ずっとお会いしたかったのですよ。北野さんの写真を撮らせてもらっていいですか」 『はあ、俺なんかでよければ』 　にこにこしながらＡＴＯＭさんは俺のアップ画像を撮っていた。まあ魔除けくらいの効果はあるでしょう。彼はお子さんがまだ小さいので、今はなかなかひとり旅ができないそうだ。若くてとても素敵なパパという感じだ。これをご縁にＡＴＯＭさんのサイト「とーざいなんぽく」を当サイトのリンク集に掲載させてもらいました。 　我々のほか誰も居ない川の中州にあるオートサイトへ全員の移動が完了した頃、ＶＭＡＸ乗りのライダーが現れた。今夜のオフの参加者かな？しかし、こっちに来るわけでもなく隣のサイトでテントの設営を始め出した。うちのオフとは無関係な人？ 　がっ・・・ 　設営していたのはテントではなく・・・参天（シェルター）だ！ 　参天！これを愛用しているということは間違いなく夕張の快速旅団関連の人に相違あるまい。まあ、そのうち団長氏が登場すれば判明するだろう。

そして暗くなった頃、千歳のＭＡＯさん参上。ＭＡＯさんは渋い青カタナ乗りだった。 　ＭＡＯさんともオフでは初対面だがスラリとした真面目そうな好青年。俺と同じで酔うとかなりはじけるとても愉快な人だ（爆） 　とにかくＭＡＯさんもうちの読み物をよくご覧いただいている有難い読者なのだ。

そしてハーレーの爆音。間違いない快速旅団の団長の登場だ。 　今夜の役者が続々と登場。先ほどの参天’ｅｒの方はやはり旅団関連の方だった。夕張のコバヤシさんという方で俺と同業者らしい。 『まあ、とにかく初めまして』 　コバヤシさんは俺と同業者らしく固く実直な人柄だ。ちなみに俺は例外です。

ここに集う屈強の諸氏はいぶし銀のキャンツーリングライダーばかり。北の大地在住のアウトドア超精鋭部隊なのだ。 　あっという間に火が立ち、香ばしい野外料理の煙が漂う。特にＡＴＯＭさんの野営道具の充実ぶりといい、料理の腕前といい、まさに白眉といえる。美味しい料理、ご馳走様でした。どうも俺はキャンプというとジンギスカンをあぶるという考えしか脳裏に浮かばん。

しかし、今回のオフに早々と参戦表明をした東海大のラッシャーとまつは遅いなあ・・・ 　そう、熱心な読者ならご存知でしょう。去年、礼文島で知り合った北野の弟分、カブ軍団の連中なんだがどうしたんだろう？もう俺もかなり酔っちまったぜ。 　なんて思っていると２機のカブ音。間違いない。ラッシャーとまつだ。なんだかトミーとマツみたい（古過ぎ）

画像はラッシャーのカブ。実は昨年の北海道ツーリングの後、事故っちまって廃車になりそうなところを自力でエンジンの乗せ換えをして復活させたらしい。凄いメカ知識。 「いや〜もっと早く参戦する予定だったんですが、小樽から林道で彷徨ってしまいまして、１２時間もかかってしまいました」 『おっ、おい。そんなに長時間林道を走ってガス欠とか大丈夫なのかい？ん？カブならアリか」

まつのマシンは・・・ 　なんとタイ・ホンダだった。外車かよ。 　１２５ｃｃ、こいつはすげえ。ホイルもスポークじゃねえぞ。なんでもオプションでアルミホイルにしたそうだ。 　お前ら１年間見ないうちに確実に成長しているな。話し振りも去年よりもずっと大人びていた。

画像提供：ＡＯ氏

そんなこんなでまったりと話し込んだ。 　みんなで酒を飲みながら、いろんな話題で盛り上がる。 　なんて、そんなことは嵐の前の静けさ。もうこのあたりで俺の記憶は消えていたのだ。やはり体が本調子じゃねえんだな。 　ペロペロに酔ってきたぞ。

そして狂乱のシナリオへ。 　もう俺はなにがなんだかわかんない？ 　なにがどうなってんだ？ 　団長氏とＭＡＯ氏と俺がなんでもつれ合ってんの？

画像提供：ＡＯ氏

画像提供：ＡＴＯＭ氏

え？俺なにやってんの？ 　旅団のかねやん氏の首をなんで絞めての？ 北野：「おい、俺の言うことを聴け。参天くれ」　 団長：「いっ、いや、やめて・・・」 　すべてフィクションです。

「えい、やめろ〜」 　旅団団長の空手チョップに画像左の方に吹っ飛んでいる北野。 　しかし団長氏は、なぜ上半身が裸なの？ 　なのって？実はＵＰできない過激画像満載。俺を筆頭にもっと凄いことになっていたりした（らしい）

画像提供：ＡＴＯＭ氏

画像提供：ＡＯ氏

またも北野の逆襲。激しいバトルが展開する。 「し、しまった隙をつかれた」 　団長が叫ぶ。 『ふふふ、俺、実は柔道参段なんだぜ。だから参天くれ』 　ストーリー自体は、すべて架空です（＾＾；

まさに学生の乗り（今時の学生もさすがにここまでしないと思う） 　いい歳して、こっ、こんな馬鹿なことばかりやってんの妻へばれたら二度とキャンプができなくなるよとＩＷＡ氏とコバヤシ氏は逃げ回るばかり。 　口々にシネシネと叫びながら彷徨っていた（爆） 　急遽、穂別キャンプ場シネシネ団が結成されたらしい（核爆）

林の中を彷徨う２名。画像提供：ＡＯ氏

画像提供：ＡＯ氏

そしてやっぱり例年の如く・・・ 　ヨッパライダー北野完全ＫＯ、ノックアウト。真っ白に燃え尽きる。 　壮絶な撃沈は２２時くらいだったらしい。皆さんに悪の巣窟北野のその最後を看取られて強制的にテントへ収容されていった（ようだ） 　この夜、最後まで生き残った人は９人中４人。午前３時くらいまで、あつーく語り合ったようだ。

オフはつづく



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